干支の由来・戌

戌は犬であり、最も人間と深く結びついた生き物で、一番最初の家畜として狼から改良されて飼いならされ、人間に実に忠実であるとされています。
1万5千年以上前の東アジアにおいてオオカミから犬へと変化した考えられており、犬に纏わることわざや言い伝えは群を抜いて多く、人名にも犬はよく含まれている事から、特別馴染み深い動物です。
干支の由来によると、仲の良くない猿と争ったまま神様の御殿に向かった為に、鶏の仲裁を受けたので、十二支の順番が申・酉・戌の11番目になったと伝わっています。
元々、戌は「滅」(めつ:「ほろぶ」)の当て字となっており、字議に草木が枯れる状態を表しているとされます。
戌の方角は北西微南、冬枯れの始まる旧暦9月を示し、時刻は20時を意味します。
戌年は信頼関係を重んじる忠実な性格で、絆を大切にする人情家とされています。
勤勉なところもあるので、着々と実績を積み確実にステップアップしていく努力家です。
お産が軽い犬から、転じて安産を祈祷する為のお払いを戌の日を選んで行うようになりました。
この戌の日になると、安産祈願をした腹帯を巻いて、腹祝いをする方が多く、東京都・日本橋の水天宮は安産にご利益ある神社として有名です。
