干支のお話と十二支の置物♪

干支と十二支の違い

十二支と干支(えと)の違いとは何でしょうか。

元々は天文学で使われていた十二支は、年を表していましたが、12という数は月と同数である事から月を表現するのにも使われます。

更に十二支の漢字には、季節ごとに変化する植物の様子の意味も含んでおり、子なら11月・種の中に命が芽生え始める月、丑なら12月・わずかに芽が萌え出す月・・・という風に表していました。

さて、数を表す言葉には十干(じっかん)もあります。

十干は日(太陽)の巡りを示し、甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸と、10区分があって、以前の日本では学校の成績や等級を表すのに使われ、現代でもお酒の等級を示すためにラベルなどに表示してあります。

十二支と十干の違いは、十二支が年・月・方角・時間を表すのに対して、十干は等級区別に使われる事ですが、この二つは組み合わせても使われ、それを干支(えと、又はかんし)と呼ぶのです。

本来ならこの二つを組み合わせものが干支と呼ばれ、60年で一周し、干支が一巡りする数え年六十一歳を還暦とし、生まれた時の干支に一回りして還るほど生きたという事から長寿を願って祝う行事になりました。

現在では西暦が浸透したためもあってか、干支が十二支を指す事が多くなっているようです。